カメラ買取で買取金額の価格交渉は可能か?成功率アップの交渉術
カメラやレンズの買取で「もう少し買取価格を上げて!」と思うことは必ずあるはずです。
では、買取価格の価格交渉は可能か?と言うことですが・・・
充分に可能です。
ですが、もちろん、どこの店でも対応可能と言うわけではありません。
大手で儲かっているようなところではまず無理だと思ったほうが良いです。
そもそも店側が買取価格を上げる『メリット』を考える必要があります。
誰だって商売上、メリットがない事はしません。
立場は少し違いますが、例えば、1個100円のチョコレートをレジにもっていって、
店員さんから「150円で買って!」と言われて、誰がその値段で買うでしょうか?
単純にゴリ押しで価格交渉をするのは、上記のケースと同じです。
では、店側が買取価格の価格交渉に乗って買取価格を上げるメリットは何か・・・
店側が買取価格を上げるメリットは?
■商品が集まる
と言うのがまずありますね。
店側は、ただ買取をするだけが仕事ではありません。
買取したあとに販売をして、初めて商売が成り立ちます。
買取をして大量に商品を集めないと売上や利益が立ちません。
赤字を切るほど買取価格を上げるようなバカな事は店側もさすがにやりませんが、
1個当たりの利益幅を大きくするよりも、
1個当たりの利益を薄くしてでも商品を多く集めた方が賢い戦略になっているのです。
そして、もうひとつ考えられるメリットが、
■リピーターになってもらう
と言う事。
…高い価格で買取をして「また今度もウチに頼んでもらおう!」と言う考えです。
買取販売のビジネスは極端な話、一過性のものです。
モノを買取してそれを販売すると、その流れは1回で終わります。
月額でお金が入ってくるような契約システムのビジネスではありませんので、
いかに継続性を強めるかを考える必要があります。
なので、リピーターを確保してなんぼの世界なのです。
上記を加味して考えた場合、
「今後もあなたのところにお願いするので、もう少し高くなりませんか?」
と言って価格交渉をするのが一番ベストです。
価格交渉をする際の注意点
上記の言葉を使って買取金額の交渉をしても、100%成功するとは言い切れません。
成功率を上げるためには、以下の点を意識する事もオススメします。
■買取依頼をする時は電話
メールで最初から最後までやるより、電話で店員さんと仲良くおしゃべりするほうが価格交渉成功率は上がります。
それは逆の立場になればわかると思います。
メールでの営業と、対面での営業マン、どちらが成約率が高いですか?
…と言う話です。
まぁ電話ですので、対面とまではいかないのですが、無機質な文章だけよりも声が聞ける方が印象が違ってきます。
そして、何より注意したほうが良いのが、
下手(したて)に出て丁寧に接すると言う部分。
店員の立場になればわかりますが、偉そうで高圧的な客にはいっさい価格交渉は受け付けません。
■「他店では〇〇〇〇円だったんですけど…」は必ず証拠が必要
これはよくある価格交渉の手法だと思います。
電話やメールで「他の店では〇〇円だったので、もう少し頑張って!」と店員に伝える…
手法としては良いのですが、本当に他店でその価格が提示された証拠が必要です。
なぜなら、それが本当だったとしても、証拠がないなら、いくらでも口だけで言えてしまうからです。
仮に嘘でこの手法を用いて、あからさまに高い価格でカマをかけたとしても、
買取相場にある程度精通している店員が担当していた場合はすぐにバレます。
価格交渉をする場合は、当記事を参考にしていただけましたら幸いです。