カメラ買取で「不具合商品」を【正常品】として店員をだませる?
カメラやレンズの買取で、
不具合があるものを「不具合なしです」と申告して買取申込したら店員をダマせるか?
と言うお話ですが、
これも業界目線から真実をお伝えします。
時と場合によります。
つまり、基本的にはだませませんが、運が良ければバレません。
査定員も人間なのです…
どう言う事かと言うと、カメラの買取店は月間に百台以上のカメラやレンズを査定していると思われます。
(※店によりますが)
査定する人数にもよりますが、月間百台以上のカメラやレンズを届いた日に全て全機能を調べてると言う事はまずしません。
そんな事をしていては、1日の労働時間が24時間を越えます(笑)
基本的な「電源が入るか」「オートフォーカスは効くか」などの動作確認はもちろんするでしょうが、
「カメラ本体の〇〇の〇〇モードの〇〇の機能・・・」と言う細かい部分までは査定しないでしょう。
お客さんが意図的であっても故意じゃないにしても、かなり細かい部分の動作不具合と言うのは見逃すことは必ずありえます。
実際、わたしも何点かは見逃したことは普通にありました。
査定員が動作不具合を見逃したモノを申込したお客様本人には、普通に「正常品」としての買取金額をわたしてしまいます。
そして、それを販売して、買ってくれたお客さんからクレームが来て発覚・・・
返品・返金処理をして、時間と労力とお金が赤字になります。
買取してお金を渡したお客さんに後から責めることもできませんから、完全に店舗責任です。
でも、防衛線はしっかり引きます
ですが、仮に意図的に店員をダマせたとして、
上記のように運よく店員の目をかいくぐれたとしても、
ハッキリ言って二度目はありません。
なぜなら、そう言ったケースがあったお客さんは店舗のブラックリストのようなものに入れられます。
なので、2回目以降は警戒されて、しっかりと動作確認をされる可能性が非常に高いです。
見積の時点で正直に申告するのが一番てっとり早いのが現実です。