フィルムカメラの買取はよほどのレアモノでないと高価買取は不可能
「もう古すぎるフィルムカメラがたくさんあるから、そろそろ処分しよう・・・」
「祖父の遺品で味のある古いカメラがいっぱい出てきた!これは相当の価値がつくんじゃない!?買取に出してみよう!」
そう言った流れでカメラ買取店に見積を依頼すると、
「もう価値がありませんので買取できません」
撃沈・・・
と言う流れは、カメラの買取業界でよくある話です。
実際、フィルムカメラは買取できないのかと言うと、
機種によります。
今はデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラが普及している時代で、
言い方を変えれば「デジタルが当たり前」の時代。
その中でフィルムカメラは、
・古すぎて不具合がある可能性がある
・専門知識が必要で撮影が難しい
・描写力が今と比べて劣る機種が多数
と言う理由で価値がつかないものばかりです。
フイルムカメラやマニュアルレンズでも買取価格が付きやすいのは?
大きく2つに分ければ、
・フィルムカメラ全盛期にプロが使っていたようなプロ機と呼ばれる高級機種
・大判カメラ、中判カメラ、と呼ばれるもの
となります。
フィルムカメラのプロ機がなぜ買取できるのかと言うと、
「当時、ほしくてたまらなかったけど高すぎて買えない」と言う人が今になって格安で買えるので、需要があるからです。
買取店は基本的には需要があるかないかで買取の可否を判断します。
大判カメラ、中判カメラは、
今のデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラでは出せない味のある写真がつくれるため、
数十年経過した今でも人気があるので、買取ができるのです。
ですので、フィルムカメラは買取されるものが少ないですが、
全てと言うわけではないので、一度、店に問い合わせてみるのが手っ取り早いです。
どこの店も、見積の問合わせをする労力は変わりません。