「買取上限価格」?「見積価格」?「査定価格?」
インターネットでのカメラやレンズを買取するカメラ買取店では、、
「見積価格」
「査定価格」
と言う用語がよく使われます。
■見積価格
電話やメールで商品の名前や状態などを聞き、およその価格を伝える。
■査定価格
商品そのものをチェックして、本当の買取価格を算出する。
ザックリ言うと上記のような意味になります。
昔のネット買取業界はやり方が汚かった
インターネットでの宅配形式や出張形式での買取でしたら、
まず電話やメールで店に問い合わせて「見積価格」を出してもらいます。
その見積価格を聞いて、「その値段だったら売ろう!」となれば、
商品を店側に渡して「査定価格(買取金額)」を出してもらいます。
昨今のインターネットでの買取店は、だいたいどこもこの手法です。
そして、タイトルにもあります「買取上限価格」と言うのは、
文字通り「買取金額はここまで出せるものですよ」と言うもの。
少し昔のインターネット買取では、
見積価格を「買取上限価格」として伝え、商品を査定した時点で「査定価格(買取金額)」をお客さんに伝えていました。
…この手法はいま思えば、大変タチの悪い手法でした。
なぜなら、流れで説明しますと、
Aと言う商品の見積価格を30,000円と伝える
↓
お客さんからAと言う商品を渡され、商品現物を査定する
↓
「傷がある」「スレがある」「汚れてる」など厳しくチェックして、見積価格から減点方式で減額していく
↓
「査定価格は15,000円ですよー」と伝える
・・・まさに、お客さんをだましている感じ。
昔はこれがまかり通っていました。
と言うかコレが普通だったので、どこの店も当たり前のようにやっていました。
昨今の買取店では上記のような手法は少ない
最近では、↑の手法はかなり減ってきております。
むしろ↑の手法をまだ使っているのは、
時代遅れの考えの店か、よほど強気な大手業者、などかと思います。
今は、事前の問い合わせで「買取上限価格」と言うのは伝えず、
「見積価格」=「査定価格(買取金額)」
と言う風に成約しようと店側は努力しています。
ですので、
・電話やメールで問い合わせた時点で「買取上限価格」を伝えてくる店
・「見積価格」から減額してきそうな店
を選ばないように気をつけましょう。